七等星
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読了リスト 
2006.08.28 Mon
★各感想ネタバレ有りなのでご注意下さい。

北方謙三
水滸伝 1~13巻 / 14巻 / 15巻 / 16巻 / 17巻 / 18巻 / 19巻

三国志 1巻 / 2巻 / 3巻 / 4巻 / 5巻 / 6巻 / 7巻
     8巻 / 9巻 / 10巻 / 11巻 / 12巻 / 13巻

京極夏彦
塗仏の宴 宴の支度・宴の始末

宮部みゆき
模倣犯
理由
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理由/宮部みゆき 
2006.08.28 Mon
※批判的な文も有りなので不快な方はご注意下さい。
 でもってややネタバレ有。

模倣犯が面白かったので借りてみました。
一家惨殺の謎に迫るって話で
警察が活躍するのかと思ってたら事件ルポ風。

色んな理由や人間関係が入り組んで
一つの事件の真相が明らかになって行く、
その流れとかは面白かったけど
直木賞取る程めちゃ面白かった!って感じではなかったです。
(あくまで個人的!)

競売物件に関してのトラブルの話なので
その辺のしくみとか問題点とかが出てくるのが
うんちく聞かされてる、お勉強させられてる感が強かった。
その辺が退屈と感じてしまったけど
興味があったり素直に感心して読める人には面白いかも。
火車でカード破産について延々読まされるのに近かったです。
私ゃ火車も『面白いけど退屈?』て感想だったからなー(´▽`;)

でも犯人の容疑をかけられて逃亡してたお父さんとか、
登場人物に同情させたり感情移入させるのが
すごく上手だな~と思いました。
宮部さんの小説は魅力的な登場人物が多くていい。
模倣犯/宮部みゆき 
2006.08.10 Thu
『本当のことは、どんなに遠くへ捨てられても、
 いつかは必ず帰り道を見つけて帰ってくるものだから。』


良く言った!と褒めてあげたくなった1シーン。


ハードカバー上下巻の方を読みました。
背表紙見た第一印象『!』
上下とも700Pくらいで読み応えバッチリ。

出てくる沢山の登場人物の背景を
それぞれきっちり書いてるから長いのかな。
2部でちょっと長さにダレちゃったところもあったけど、
やっぱりそれぞれに掘り下げてあるから
面白かったんだなーと思います。
でもガソリンスタンドのバイトの女の子とかの背景は
別にそんなに詳しくなくっても良かったんじゃないかなと。
まあそんな事も大して気にならないくらい面白かったですが!

連続殺人事件もので、途中から犯人がだれだか分かってるのに
周りが気付かないという状況で
「だからソイツが犯人なのよー!むきぃ!」
ともどかしくってハラハラ。
そういう犯人を追い詰めてくシーンが一番面白いんだけどね。

視点がころころ変わって、警察から犯人、警察、被害者、
その他関係者と色んな人の視点で話が進むんだけど、
登場人物が魅力的な人が多かったです。
やっぱりキャラが好きになれると
思い入れも違うし話も面白く感じる~。
私的に有馬のおじいちゃんがピカイチに輝いてました。
ガミさん&篠崎の警察組みも好きだし
シンちゃんも後半になるにつれて頑張れ!と応援したくなるし、
高井家のエピソードなんて思い出すだけで鼻がツーンですよ。
しかし篠崎はへたれ眼鏡でかわゆいわぁ(*´ω`*)
このデスク組でまた別の事件の話とか読みたい。

以下はネタバレなので反転。


後半にピースが調子乗り始める辺りから
一気に読み耽っちゃいました。
シゲちゃんが氷川高原の別荘に気付いた時は
キター!て感じだった。

シゲちゃんは最初に出てきた時には
被害者遺族の気持ちより自分の都合のが上な感じで
あんまり好きじゃなかったけど、
利益だけじゃなくて人間的な思いやりも忘れずに、
最後にピースを追い詰めるシーンはすかっと爽快でした。
刑事が証拠を突き付けて解決じゃなくて
自分で「僕がやったんだ!」って言わせるところは
見せ場!って感じで面白かったです。

由美子は生き残ってピースと決別すると思ってたので
まさか自殺しちゃうとは(つ△T)うわーん
篠崎とくっつくと思ってたのに!
あまりにも高井家に救いが無くって、
ご都合主義でもいいから生かしておいて欲しかった。
そうすると奇麗事で終わっちゃうのかなー。
フィクションって分かってても
残された両親の事とか、高井一家が不幸すぎて切ないです。

ラストで気丈な有馬のおじいちゃんが泣くところも、
柿崎先生の「いい子だった。」のシーンも
じわーと泣きそうになりました。
それまでのカズのエピソードをちゃんと書いてるから
柿崎先生のあの一言だけで泣ける。

そんな感じで、感情移入しやすい面白い本でした。
三国志 十三の巻 極北の星/北方謙三 
2006.04.04 Tue
※ネタバレ有りです。


いよいよ最終巻でした。
「両雄の地」は孔明と司馬懿の決戦が長く書かれてて凄く面白かった!
司馬懿のがしたたかで手強そうなイメージだったのに、
一方的に孔明に振り回されてて実力の差がハッキリ出て
孔明ってやっぱり凄かったんだなーと今更しみじみ。
しかしホントに運が無い!実力で勝ってるだけに撤退は悔しい。

んで国力蓄えて準備も万端で今度こそ天下統一!ってところで
過労死という遣り切れない展開にしょんぼりでした。
孔明が生きてたら蜀が天下統一してたんじゃないかなと思うと残念。
劉備も曹操も孔明も他の人も、上に立つ人は死ぬ間際に自分の事はさて置いて
自分が死んだ後の事をしっかり言い残したり指示してくのが立派だなあ。

魏延は結局孔明に嫌われっぱなしで悲しかったです。
ねっとりした視線で敵軍見たっていいじゃない!
そういう好悪の感情とかが割り切れない人間臭いとこが
孔明の良いところでもあるんだけろうけども。
「ただ、悔しいのです」とかこんなに漢前なのにー魏延。

あとは事ある毎に床をごろんばたん転げまわる司馬懿が可愛かった(笑)
イーッってなってる子供みたいだ。ラブリー!

最後は馬超の穏やかな場面で終わって、戦ばっかりだった本編とは対照的なラストでした。
山生活だし水滸伝の王進先生みたいだなあ。
天下争いは結局決着がつかないまま終わったけど、この後どうなるんだろう。
原典ではどうなってるのかな?案外呉が出てきそうな気もする。
三国志 十ニの巻 霹靂の星/北方謙三 
2006.04.02 Sun
※死亡者ネタバレ有りです。


劉備から孔明に主役交代したみたいに孔明大活躍の巻でした。
むしろ劉備が生きてた時より
のびのび動いて活躍してる気がする、孔明。
魏は司馬懿が出てきて魏対蜀って言うより
孔明対司馬懿の知恵比べみたいな感じ。

んで知恵比べは孔明が勝利寸前ってところで
馬謖のいらんことしぃが!んもー!
題が『天運われにあらず』な時点で
読む前から負け戦な予感満載ですよ北方先生!
処断前の孔明と馬謖の対話とかもうね(つ△`)
生きて立派な将軍になってほしかった、馬謖。

最後はとうとう趙雲も逝ってしまいました。
関羽と張飛が目立って趙雲はどちらかと言うと地味だったけど
二人と劉備が居なくなってからは一人で頑張ってたなあ。
孔明とそんなに仲良しだったなんて知らなかった。
魏延好きなので遺言通り孔明と上手くいくといいんだけどなー。
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